という疑問に答えます。
中学生くらいになると、本格的なお絵かき道具にあこがれる頃ですよね。
でもお父さんお母さんはよくわからない。そもそも、高いんじゃない?
って思っちゃいますよね。
自分も子供のころから漫画に限らず絵を描くのが好きだったのですが、子供のころ、両親に絵や漫画の道具について話すとまったくわからない様子でとまどっていました。
- 何に使うのか
- どのようにいいのか
- あるいは、絶対に必要なのか
……ではなく、子どもがほしいと言っているんだから買ってあげようかな……という感じでしたね。
そこで今回は漫画家になりたい子どもへのおすすめなプレゼントを紹介したいと思います。
漫画家になりたい子どもへのプレゼント
結論から言うと、
- 漫画を描ける道具
- 参考書を買ってあげる
ことをオススメします。
その①漫画を描くのに必要な道具を買ってあげる
漫画を描くには、
- パソコン(またはタブレット)
- タッチペン類
- 絵が描けるソフト(またはアプリ)
この3種類がそろっていれば最低限描くことができます。(上の図を参考にしてください)
昔とは違い今は無料のお絵かきソフトや、安いタブレットがたくさんあるので、コストをかけないでも可能です。
『スマホ』と『タッチペン』と『無料のお絵描きアプリ』だけでも描くことができます。
しかし当たり前ですが、節約して安い道具・無料の道具にこだわるよりも、少しお金をかけたほうが快適な環境が作れたりします。
本人が描きやすければそれでもいいのですが、もし少しでも不自由に感じているなら、ある程度の環境を整えてあげたほうが、快適に楽しく描くことがでしょう。
(お金をかけた環境ほど良いとは言えませんが…)
オススメ道具①高性能なタブレットとタッチペン
まずは絵を描けるタブレットとタッチペンがオススメです。(たとえばiPad Proなど…‥)
なぜタブレットが良いのかというと、どこでも手軽に絵を描ける環境が作れるから。
プロとして大作を仕上げるなら、デスクトップパソコンや液晶タブレットのような大きな液晶があったほうがいいのかもしれません。
しかし手軽にどこでも描けるという点においては、タブレットはとても優れています。
もし私が子どもなら、リビングや旅行先などどこにでも持ち運べるタブレットがあるととても嬉しいと思いますし、場所を選ばないぶん上達スピードも速いと思います。
ここで重要なのは安価なタブレットではなく、絵を描く用途としてもきちんと使えるような高性能なタブレットを購入することです。
1~3万円くらいの安価なタブレットですと、絵を描くことに適していないので線自体きちんと描くことができません。安いタブレットを買うくらいなら、むしろ買わない方が良いと思います。
iPad Proのような高性能なタブレットはプロでも使っています。
オススメ道具②クリップスタジオペイントEX
2つ目は、CLIP STUDIO PAINT EX(クリップスタジオペイントEX)というお絵かきソフトです。
クリップスタジオペイントは簡単に言うと、プロ御用達のイラスト、漫画、アニメーションなどさまざまな作品を制作できるお絵かきソフトです。
プロが使っているといってもぜんぜん堅苦しいものではなく、初心者でも使えるソフトなので、まだ持っていないなら、このソフトを買ってあげることをオススメします。
ちなみに、クリップスタジオペイントにはPROとEXという2つの種類があるのですが、漫画を描くなら(PROより少し高いですが)EXのほうが良いです。
漫画制作機能がかなりたくさんあるので便利というか、必須の機能がたくさんあります。
オススメ道具③パソコン環境を用意してあげる
子どもが小さければ小さいほど、高価なタブレットなんて、恐ろしくて与えられない……ということもありますよね。
その場合、きちんとしたパソコン環境を用意してあげるのも一つです。
タブレットだけだと絵を描くことはできますが、用途が限られます。
(当たり前ですが)パソコンのフリーソフトが使えなかったり、スペックのせいで3Dや動画制作などの重い作業ができなかったり……。
絵以外の選択肢を増やす上では、タブレットだけではなくパソコンの環境を整えることも大切です。
ちなみに
結局、パソコンとタブレットどっちがいいの?
という疑問があるかと思います。
デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレットをすべて使った私としては、
タブレットとパソコンどっちがいいというわけではなく、どちらにも良さがあるので、両方あったほうが尚良いというのが、個人的な意見です。
②参考書を買ってあげる
絵を描く環境に不自由していないという場合は、参考書を買ってあげること。
今はyoutubeで何でも無料で学ぶことができますし、無料で絵を学べるサイトもあります。
しかしやはり参考書にしか書いていないこともありますし、一冊でも参考書があると違います。
【まとめ】絵に関する道具は参考書を買ってあげるのがおすすめ
まとめると、
- タブレットやお絵描きソフトなど『漫画を描くための道具』を買う
- 参考書を買ってあげる
でした。
また直接的なサポートになるかは微妙ですが、プロの漫画家さんやイラストレーターさんなどの原画展に連れていくのも楽しいかもしれません。
地方の人はむずかしいかもしれませんが、有名な漫画家さんなら地方都市でも展示会をすることもあります。
そのほかのQ&A
デジタルのほうがいいの?
今の時代はとくに、手描きよりデジタルの道具をそろえることをおすすめします。
なぜなら、もしマンガを描く用途として使くなったとしても、イラストを描いたりアニメーションを作ったりできるからです。
つまり、一つのソフトでいろんな使い回しができるんですね。
あと個人的には、デジタルだと部屋が汚れない・ゴミも出ないのもかなりのメリットです。
子どものころ、じゅうたんの上に漫画用インクをこぼしてものすごく怒られた経験が……。
スマホで漫画は描けないの?
スマホで絵や漫画は描けないの?
描けないことはありませんが、パソコンや高性能なタブレットに比べるとまだまだ描きづらいです。
理由としては、2つ。
- まだ絵を描くような細かい作業に適したスマホやタッチペンがないこと
- 画面のサイズが「描きやすさ」に影響するため、スマホのような小さすぎる画面だと描きづらいこと
……です。
私もスマホでの絵描きに挑戦してみて、少しずつ慣れてはきましたが、これをメインにするのはオススメしないです。
……もちろんこれからひっくり返る可能性はあると思いますが。
おわりに
以上が『漫画を描きたい子どもに贈るおすすめプレゼント』でした。