副業が当たり前の現代。
少しでもいいから、副業とは別に小さく仕事を始めたい人は多いですよね。
そんな時にふと想像するのが、絵の仕事。
少しでも絵を描ける人なら、誰しも
イラストを投稿して稼ぎたい…
と思ったことはあるでしょう。
そんなことできるのか?
できます。
そこで今回は、イラストを投稿して稼ぐ方法・サービスを紹介します。
投稿するだけで稼ぐことは不可能
とはいえ、残念なことに、単に絵をポンポン投稿するだけで稼げるようなサービスはありません。
なので「絵で稼ぐ」には、次の3つのやり方があります。
①自分から「絵を描く」サービスを販売する
②外部から絵の仕事をもらう
③作品自体を売る
①自分の絵・サービスを販売する
まずは直接、自分の絵や絵を描くサービスを販売・出品する方法です。
ココナラ
ココナラでは、「絵を描くサービス」を自分で出品することができます。
たとえば、似顔絵だったり、イラストだったり、アイコンだったり。
とくに似顔絵が人気のようです。
私もココナラをやったことがある
私も昔、副業としてココナラのサービスを出品した経験があります。
ジャンルは似顔絵でしたが、キャラクターを描いたり、アイコンを描いたり、あるいは、下絵までは決まっていて、その絵をカラー化するとか、
最終的には「何でも屋さん」になっていました。(多分、私の対応やサービス説明が不足していたのが原因だと思われます。)
とはいえ、そういう「何でも屋」になったおかげで、お客さんからの「こういうのを描いてほしい」というあらゆる要望に応える力がつきましたし、なんだかんだ楽しかったです。
ココナラは運と実力、それに戦略も必要なので難しい部分もありますが、ファンをつけながら絵で稼ぐことができる、こんな手軽なサービスは他にないでしょう。
SKIMA
ココナラと同じく、自分のサービスを出品し、個人に信用をつけながら稼ぐことができるSKIMAというサービスがあります。
「SNSアイコン描きます」というサービス出品が人気のようですが、出品者の方々の絵のクオリティがかなり高いです。
実力のある方向けですが、チャレンジはタダですから。
note
投稿したコンテンツを販売することができるnoteというサービスがあります。
noteでは文章を販売している人が目立ちますが、漫画やイラストを販売することもできます。
また、無料で公開した作品であっても、見た人が投げ銭をすることもできます。
②仕事に応募する
次は、外部から絵の仕事をもらう方法です。
クラウドワークスやランサーズでは、登録してやりたい仕事に応募するだけで、誰でも簡単に仕事をすることができます。(もちろん採用されない場合もありますが)
今は狙い目
ただ今は、絵を仕事にしたい人にとっては、とくに狙い目です。
なぜなら、2019年〜2020年あたりから、YouTubeで漫画動画チャンネルが流行しているから。
漫画動画というのは、いわゆるカラー漫画に声をつけて動画にしているもので、恋愛ものや時事ネタ、ホラーなど幅広いジャンルがあります。
つまり、この漫画動画が流行しているため、今はこぞって「絵描き」の募集がかけられているんですね。
画力が高い必要はない
しかも、どうやら絵が格段に上手い必要はないようです。
YouTubeで漫画動画を観たことがある人ならわかるかと思いますが、絵の上手さはチャンネルによってバラバラです。
絵が上手いというよりは、
- カラーで絵を描くことができる
- 素早く描ける
- 量を描ける
ことの方が重要視されています。
たくさんの量を描くのはちょっと大変かもしれませんが、ランサーズやクラウドワークスでは、一番最初の受注は試用期間と定められている場合がほとんど。
「お試し」と思って、ダメ元で一度試しに応募してみるのもありです。
【番外編】漫画を投稿して広告収入を得る
今は、漫画を投稿すると広告収入を得られるサービスもあります。
ジャンプルーキー
集英社の新人漫画投稿アプリ・ジャンプルーキーでは、閲覧数に応じて収益を得ることができます。
ちなみに、広告収入を得られる漫画投稿サイトは、今のところジャンプルーキーが国内唯一の場です。
ただ収益に関しては、Google AdSenseの規約違反になるため、現在投稿している方がどれくらいの収益を貰えているかは公開されていないようです。
漫画を描ける人、とくにジャンプ作家を目指している人はチャレンジしてみるのもありですね。
kindleインディーズ漫画
次はアマゾンのkindleインディーズ漫画というサービスになります。
投稿した作品のダウンロード数に応じて、分配金を得るシステムです。
ジャンプルーキーとは違う点は、
ジャンプルーキー→連載を得るための投稿・持ち込み段階
kindleインディーズ漫画→それ自体が孤立した発表の場
というイメージです。(あくまでイメージですが)
収益に関する情報は、Twitterやブログ等を見る限り、ランキング上位の人で〇十万とのことです。
難易度が高いのか低いのかは不明ですが、出版社と完全孤立している点がpixivやYouTubeと似ていますね。
SNSで発表する
インスタグラムやツイッターで、自分が描いた絵を投稿する方法もあります。
もちろん、投稿した絵がそのまま収益化にはなりませんが、上手くやれば目に止まり、仕事になることもあります。
あるいは、個人の力で稼ぐ場合、
- SNSで得たファンを、ココナラにある自分のサービスに流して稼ぐ
- BOOTH・noteなどで販売している自分の商品を紹介して稼ぐ
という方法もあります。
一見、SNSは収益に結びつきづらいイメージがあるかもしれませんが、他のサービスを併用することで、絵の収益化は可能になります。
以上が、副業として絵で稼ぐ方法・サービスの紹介でした。
でも難しいのでは?
とはいえ、ココナラやnote、ランサーズなんていろいろなブログでも紹介されまくっていますし、
「名前だけは知ってはいるけど、難易度高そうで手をつけていない」
という人もいると思います。
たしかに、私も色々なサービスを体験してみましたが、難しいかそうではないか、といったら難しいです。
ですが、それは絵に限らずどんな投稿サイトも同じだと思っています。YouTubeも。
たとえば私の場合ですと、漫画投稿サイトに投稿して、5桁の読者登録されたかと思えば、別の作品では「いいね」が一つもつかないときもあります。
反対に、YouTubeは初投稿で10再生にもならなかったのに、数年後にもう一度投稿してみたら、チャンネル開設と同時に投稿した1動画でいきなり2万再生を超える、ということがありました。
ようはやり方と運次第。あとは粘り強さかもしれません。
合わなければサッと辞めればいいんじゃないでしょうか。
私もランサーズに関しては2ヶ月くらいで辞めましたし。
よかったらチャレンジしてみてください。