絵を描くのが面倒くさいときにやる対処法6つ

絵の悩み
記事内に広告が含まれています。

絵を描くのがしんどい、面倒くさい。

絵を描いているとそんな悩みがありますよね。

絵を描くのは好きだったはずなのに、

  • いざ仕上げようとするとおっくうに思えてくる。
  • 紙を前にすると憂うつになる。
  • もうペンを持つのすら嫌になる。
  • 描く気力がない

 

 

私も日々、絵を描く中でこういったことはよく思いますし、過去に大きなスランプを経験したことがあるので、気持ちは痛いほどわかります。

でもさすがに何年も描いていると、絵との距離の置き方がわかってきました。

そこで今回は、私が絵を描くのが面倒くさいと感じるときにやっている対処法を書いていきたいと思います。

 

スポンサーリンク

絵を描くのが面倒くさい

疲れる・集中力低下

「絵を描くのが面倒くさい」そう思うことは誰にでもあります。

  • 趣味で描いている人
  • 仕事で強制的に絵を描かなければいけない人
  • 叶えたい目標のために絵を描いている人

 

ただ、どんなに好きなはずのことでも、定以上し続けているとおっくうになるものです。

私はいわゆる教室の片隅で絵を描いていた人間で、かつ、美術の学校に通っていたこともありましたが、

そんな私でも、一時期はペンさえ握りたくない時期もありました。

 

 

趣味ならば「描くのをやめる」のが近道

そのスランプ経験から言えることは、「描きたい」気持ちが芽生えるための一番良い方法は、描くのをやめることです。

 

スランプ時代の自分がどれくらい酷かったかというと、

あまりこういう話は書きたくないものですが、事実、「描きたくない」という気持ちだけで、授業を休むこともありましたし、絵を提出しないとか散々。

図書館に入り浸っていたり、旅行に行ったり、3Dソフトをいじってみたり…。

学生時代なのでなんとかなったものの、仕事だったらクビもいいところです。

 

(まあそんなクズ時代を送ったのもあって、

「絵を描かなきゃいけない」という現実、それでも「絵を描きたくない」という自分の気持ちに押しつぶされている人の気持ちは痛いほどわかります。)

 

「短期的にやめる」のは効果がない

私は授業を休んだり、提出期限までに絵を出さなかったりと散々なことをしましたが、

ぶっちゃけると短期的に辞めたり、締め切りを先延ばしするくらいでは、まったく効果はないといっていいです。

むしろ、その先延ばしのストレスから気持ちは悪化します。

「描かなければいけないすべての状況から外れる」というのが一番素早く回復します。

 

描くのをやめるのはムリ

でも、学生ならともかく、仕事で絵を描いているのなら、「描くのをやめる」なんてことはできませんよね。

  • 描くのをやめることはできない。
  • というか休んでいるヒマもない。

ならばどうしよう。

そこで、私が考えたのは、

「そもそもなぜ絵を描くのが面倒だと感じるのか」ということです。

 

なぜ絵を描くのが面倒くさい?

なぜ?

そもそもなぜ、絵を描くことが面倒くさいと感じるのだろう。

私がその理由に気付いたのは、料理をしていたときでした。

 

私は家事全般が嫌いで、その中でも料理が本当に苦痛でした。

だから1回につき20分もかけていなかったと思います。

ですが、毎日絵を描くことを追われるにつれて、なぜか嫌いなはずの料理が息抜きになっていったんですよ。

最初は焼くか茹でるかしかしなかった料理が、いつのまにか煮たり揚げたりするようになっていました笑

おかしい…こんなに料理は好きじゃなかったはずなのに…。

20分程度の料理がこんなにもリフレッシュになっている…。

そこで気付いたんです。

私が絵を面倒だと感じるのは、人生においての重要度が高過ぎるからだということを。

 

絵を描くのが面倒くさいと感じる理由は「重要度が高過ぎるから」

いやいや「人生」って壮大すぎますね。

まあ、「人生」じゃなくてもいいんです。一日の中で、とか。

ただ、なぜ「人生」と書いたのかというと、絵を描いている人って本当に子供の頃から続けている人が多いですよね。

だから、

絵=仕事・趣味

って人より、

絵=生きがいって人のほうがしっくりくる人が多いんじゃないかと思うのです。

 

まあ余談は置いておいて、

思い返してみてください。

たとえば、学生時代、テストの前に部屋の掃除をしてしまうことはありますよね。

そういったテスト前の掃除って、お母さんから「掃除しなさい」と怒られたときや、年末の大掃除の時に比べて楽しくできませんか?

私も自発的にやるときは、すごく楽しかった記憶があります。

それは、やらなくていいこと・重要度が低いことだからです。

 

学生時代は勉強はつまらないと思っていたのに、大人になってから勉強をすると楽しいというのも同様ですね。

落書きは楽しく描けるのに、きちんと描こうとすると苦痛になるのもこの「重要度の高さ」が原因の一つです

 

重要度が低いと楽しめる

楽しめる理由は、緊張しないからです。

反対に、重要度が高いとクオリティを自分に課してしまいます。

  • 失敗しちゃダメだ。
  • 低クオリティじゃだめだ、ちゃんとした絵を描かなきゃ。
  • こんな構図じゃダメだ。
  • 丁寧に描かなきゃ

 

こんな緊張しつくしている状態じゃ、面倒くさくなるのも当然。

 

 

重要度が低いことは楽しめる・ストレス解消になる。

つまり、どんなことでも「重要度が低いこと」は楽しめる。

それを「料理」や「テスト前の部屋の掃除」から学んだ私は、これを利用しようと思いました。

 

「絵を描くのが面倒だな」と感じたときは、以下の対処法をやっています。

 

私がやっている対処法6つ

 

①タスクを増やす

チェック

まずは、タスクを増やします。

 

絵に対する重要度が高過ぎるのは、絵よりほかに重要度の高いものがないからです。

なので、「絵を描くのが面倒くさいな」って思ったときは、あえてタスクを増やすようにします。

たとえば語学を勉強するとか、何かのソフトを覚えるとか。

 

もちろん、絵より重要度の高いタスクがあればいいのですが、数を増やすだけでもかなり緊張がとれます。

 

絵以外じゃなきゃダメというわけではなく、絵でも効果はありました。

メインの絵以外に、SNS用に新しく絵を描き始めるとか、

仕事であれば、一個先の納品を前もってやる、などは私はよくやっています。

 

②効率化する

次は効率化です。

面倒くさいと感じるのは、自分の求めているクオリティが高すぎています。

  • 過剰品質になっていないか?を見直す
  • 不必要なこだわりは捨てて、なるべく簡略化できる方法を考える

ようにしています。

これは勝間和代さんの本「ズルい仕事術」で学んだ考え方です。

 

③質ではなく数を見る

次は、質ではなく数を見ること。

とくに一日の終わりに、今日やったことを思い返すことってありませんか?

そういうときに、

どんなクオリティの絵を描いたか、

じゃなくて

どれだけの数をこなしたか

を考えるようにします。

こうすると、数で達成感を感じられるようになるため、作業量が向上し、クオリティにこだわる気持ちを抑えることができますよ。

 

④時間を計測して描く

時間を計測する

時間を計測して描くこと。

一度やってみるとわかるのですが、ストップウォッチやタイマーで、時間を計測すると作業効率が上がります。

(小説家の西尾維新さんも執筆中にやっているようですね)

私はポモドーロテクニックという方法を使っていて、

25分描く

5分休憩

を連続してやっています。

あと、このポモドーロテクニックのいいところは、強制的に休憩をとれることです。

疲れる前に休めるため、気力が尽きることがほとんどありません。

 

⑤「後で修正すればいい」と決めて描く

描くときはとにかく考えない。

考えれば考えるといい作品は作れるかもしれませんが、反対に「面倒くさい」という気持ちは高まっていきます。

なので「修正は後ですればいい」と心の中で唱えながら、もうとにかく何も考えずに描きます。

 

⑥「どれだけ時間がかかってもいいから仕上げる」と決めて描く

そうはいっても、頑張らなきゃいけないときはありますよね。

そういう時は、「どれだけ時間がかかってもいいから仕上げる」と決めて描きます。

これは最終手段です。

  • 完全に息切れ状態のとき
  • 面倒くさい構図や、緻密な絵からどうしても逃げられない状況のとき

にこの手段を使います。

 

 

おわりに

以上が、私が「絵を描くことが面倒くさい」と思ったときにやっていることでした。

よかったら参考にしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました